置かれた場所で咲きなさい を読んだ感想

この本、親しい人のすすめで購入しました。前に何度も書店で見かけていたのですが、購入には至りませんでした。ですが、ある人のきっかけで購入し、先日読ませていただきました。

置かれた場所で咲きなさい

咲くということ

Bloom where God has planted you.
(神が植えたところで咲きなさい)
「咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです」
【出典:置かれた場所で咲きなさい・幻冬舎・2013 】

“置かれた場所で”という言葉を見たとき、僕は「自分で境遇を選べないのは嫌だ。もし納得のいかない状況であれば、恐れず環境を変えるべきだ。」と感じこの本のタイトルに共感することができませんでした。

ですが、今回のきっかけがあり読んでみたことで自分が誤解していたことに気が付きました。環境を変えるのは重要です。これは間違いのないことですが、その前にもっと出来ることがないかを模索すること。この工程を抜かしてしまうと、”今の状況が嫌だから”そこから逃げているだけの状態になってしまう。

というか、もしかしたら既になってしまっていると気付かされました・・・。

選択肢

境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。
【同上】

どこでどう生きてきたか。そしてその結果として、今の自分はどこでどう生きているか。という過去は変えられません。

でもこれから先の未来に関しては、自分の裁量が及ぶ範囲において自身で選択し、変えていくことができます。僕は割と周りに流されやすいタイプですが、その流される、という行為行動も自分で選択しているのだと反省しています。

認められるだけ

“あなたが大切だ”と誰かにいってもらえるだけで、生きてゆける。
【同上】

とてもグッと来たフレーズでした。自分が辛いと感じているとき、どうしても気持ちが晴れないときに、これから、どうやって生きていこう。と悲しいキッ持ちになった事が、誰しもあると思います。

そんなときにふと、大切な人からこの言葉を言われたら、きっとあと少し、頑張る勇気がでてきそうです。この言葉を周りに伝えられる人間で有りたいと感じました。

おわりに

自分の境遇や過去などに縛られずに、置かれた場所で咲くこと。
何気ない大変さを感じた一冊でした。

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